本日は、2012年1月21日にありました関西新文化振興会第1回全体会合での発表内容について、一部をご紹介します。
と言いますか、第1回全体会合での ぎをらむ さんの発表資料を、ご自身が記事として公開されましたので、そちらをご紹介するものです。
[ラノベ]「涼宮ハルヒの憂鬱」における阪神・淡路大震災の痕跡を探る(後天性無気力症候群)
ぎをらむさんによれば、『谷川流さん作「涼宮ハルヒの憂鬱」が、阪神・淡路大震災をヒントにしているのではないかということを、同じ谷川流さん作「学校を出よう!」を通して考察したもの。』と言う記事です。
上記記事の公開日は2012年5月6日ですが、一部の誤記を除いて2012年1月21日の関西新文化振興会第1回全体会合で配布された資料と同一のものです。
ぎをらむさんは、上記以前の2008年12月にも[ラノベ]震災ハルヒ仮説・概要(後天性無気力症候群)などの記事で、阪神大震災の「涼宮ハルヒの憂鬱」への影響を指摘されています。
上記の記事によれば、「涼宮ハルヒの憂鬱」と阪神大震災を関連付ける考察は、ぎをらむさん以外の方もされており、2008年7月に出版された「文学の断層 セカイ・震災・キャラクター」(著:斎藤環)などでも触れられているとのことです。